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アンパイアスクール は毎年行われ、今年は146名の応募があり、書類審査を通過した62名(男性60名、女性2名)が受講している。
実際に行われていることは、大きく分けて座学と実技の2つになる。
僕自身も講師として参加したことがあるが、受講している方はみんなすごい熱意があり、講師を務めるNPB審判員にとっても初心
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野球経験者ならば「審判は石ころと思え」という言葉を聞いたことがあるかもしれない。華やかなプロ野球選手の報道の裏で、日々、野球と向き合い、選手と向き合い、黙々と仕事をこなしているのが審判だ。
プロ野球を数十年見続けているファンでさえ、審判の世界を理解しているのはごく一部だろう。パ・リーグ審判員として29年、NPB審判技術指導員を8年つとめた山崎夏生氏にベールに包まれた審判の世界を語ってもら
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「日本の30代、40代を熱くしたい」日頃この世代の方々とお会いしていてずっとこんな思いがありました。
そんな中この思いに賛同していただいたお二人(メジャーリーグでエージェントをされている三原徹氏と、
ノンフィクション作家の平山譲氏)のご協力を得て、よ
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プロ野球では選手がもちろん主役だが、なくてはならない存在が審判だ。彼らなくして試合は成立しない。審判には隠れざる苦労がある。
ひとつ例をあげると、審判はかなりの重装備である。ユニフォームの中にレガースとプロテクター、安全靴仕様のシューズ……。球審のフル装備は合計5kgにも及ぶ。この格好で試合終了まで立ちっぱなしだ。選手はベンチに座れるが、審判は座るわけにはいかない。そのうえ意外と走る機会が多く、見た目以上に体力を使う。
「一度、球場で審判の動きを見てみて