引退表明したソフトバンク島袋投手の勇姿を振り返ろう
野茂投手を彷彿とさせるトルネード投法から切れ味鋭い直球とスライダーを武器に甲子園で旋風を巻き起こした島袋投手
当時圧倒的な印象を残した興南のエースがプロ野球選手引退を発表しました。
高校時代の勇姿と共に今後の人生に幸あれ!
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ソフトバンクから戦力外通告を受けていた育成選手の島袋洋奨投手(26)が21日、現役引退を決めた。
自身のインスタグラムに「とてもすばらしい環境の中、一流の方々と野球をやれたことが私の財産になりました。応援していただいたファンのみなさまありがとうございました」とつづった。今後は未定。
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2010年、好投手島袋洋奨率いる興南高校。春の選抜に続き、見事に春夏連覇を達成しました。その夏を動画に切り取りました。
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選抜では、投球の上手さ・勝負どころでの集中力の見事さには改めて驚かされたものの、球のキレがイマイチで、物足りない投球だったのは確か。しかしこの夏の島袋は、コンスタントに130キロ台後半~140キロ台中盤まで球速を叩き出し、選抜にはなかったキレを取り戻しただけではなく、球速面でも今までにない領域まで到達し、着実に成長していることを印象づけた。
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興南旋風の"中心"でうねり続けた。"琉球トルネード"の異名を持つ彼はいつでも淡々と語る。台風の"目"にいるかのように―。
8月22日、歓喜の瞬間からおよそ24時間が経過した関西国際空港。深紅の大優勝旗を手にし、沖縄へ凱旋する興南高校・島袋洋奨(ようすけ)投手の頬は、甲子園での熱投を物語るように痩けていた。
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