甲子園や学生野球の球数制限の賛否両論
甲子園や学生野球で何かと球数制限が話題になってますね。高校野球時代に酷使したことにより怪我したり、しないまでもプロに進んだ後にも酷使が影響して若くして引退することも。しかし投げ込みをしたからこそ、鍛えられプロで活躍できた人がいるのも事実です。様々な立場の意見をまとめてみました。
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よく野球界で球数制限について話が出るときに参考にされるのがMLBの出しているピッチスマートというガイドラインです。このガイドラインでは7歳から22歳まで各年齢に応じた試合での球数といくつかのアドバイスが述べられています。
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年に2度、春と夏の甲子園が始まると、決まってホットな話題となるのが「球数制限」の是非だ。トーナメント方式の短期決戦の場合、絶対的エースがいるチームや、投手の数が少ないチームは、勝ち続ければ勝ち続けるほど、1人の投手にかかる負担が増える。2日間で2戦連投、合計400球近くを投げたという話は珍しくない。
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上田誠氏は慶應義塾高の監督を務め、高校球界に新風を吹き込んできた指導者だ。いわゆる体育会系とは一線を画した指導を行いつつ、春夏の甲子園大会に出場した実績を持ち、後にプロへ進む選手の育成も手掛けた。今回のインタビューではその名伯楽が過去の自分への反省も交えつつ、投球制限と、スポーツ障害の予防に向けた球界のあり方を率直に述べている。
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甲子園でも投げ過ぎが問題視!?投げ過ぎによる故障を防ぎたい!そのためには球数制限は本当に有効なのか!?選手の身体を守る指導、ルール作りを!!
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立花龍司氏は、近鉄バファローズのコンディショニングコーチを皮切りに、NPB,MLBでコンディショニングディレクター、コーチとして活躍。野茂英雄など多くの一線級の投手に高い信頼を得ている。また筑波大学大学院でトレーニング、コーチングを研究し修士号も得ている。そんな投手のメカニズムの専門家に、「球数制限」について聞いた。