読書の持つ効果って?
本を読むのが好きな人も、そんなに読んでない人も読書の持つ効果を知って読書ライフを楽しみましょう。
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※「読書が何の役に立つのか」というお話を、論文を提示しつつ解説するpodoronさんの連ツイをまとめました。しっかりした研究結果・論文を踏まえて丁寧に「読解力」を解きほぐして行きます。
◆主な内容◆
・読書と読解力の関係
-読書と読解力、読解力と年収等、が相関関係にある-
・「読解力」とは何か
-読解力を構成する四つの能力-
・読書と読解力 -読書の熱中度と読解力の相関関係
・親の社会経済的地位ど読解力の相関関係
・親の社会経済的地位と、読書熱中度、どちらが強い影響があるか
・日本人生徒の読書量
・何故、読書と読解力が相関するか?
・幼児には「読み聞かせ」が威力を発揮する!
・子供の読解力不足が見逃される理由
-「日常的な言語能力」と「学習に必要な言語能力」習得のズレ-
◆巻末ふろく◆
・OECD研究 【恵まれた/恵まれない子供ではインターネットの使い方が違う】
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ビジネス読書ブログTOP » ビジネス読書のコツ » やっぱり読書はすごかった。読書が脳に与える影響やっぱり読書はすごかった。読書が脳に与える影響
著者:岸本健太郎
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読書の効果・効用は、挙げていけばきりがありませんが、脳の観点から考えた場合、読書はどういった効果があるのでしょうか。
実は、色々な主張が展開されていて、中には「お、読書ってそんなことにもいいのね!」と感じるようなものもあります。
そもそも読書をすると脳はどこが働くのか?
読書は、様々な脳の器官を使います。
例えば、短期記憶をつかさどる「海馬」。
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
また、扁桃体や前頭葉のような、感情であったり意欲であったりをつかさどる器官も使います。
視覚はもちろん使いますし、右脳も活用しています。
専門的な話だと、
機能的磁気共鳴画像法(functional Magnetic Resonance Imaging, fMRI)を用いた神経科学的研究によれば、単語を読む時には少なくとも 9 つの部位が比較的安定して活動すると報告されているとも。
つまり、かなりの脳の器官を動かしているのが読書。
こう考えると、なぜ読書が効率の
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Inc.:ほとんどの人は、健康で長生きしたいと思っています。目的意識に満ちて生き生きとした人生にできたら最高です。永遠の若さを手に入れる方法は無いにしても、シートベルトをする、果物と野菜をたっぷり食べる、定期的にエクササイズするなど、実践すれば寿命を延ばすのに役立ちそうなことはいろいろあります。
さて、寿命を延ばす方法として明らかにもっと興味深い方法があります。エール大学公衆衛生学部の最近の研究によれば、定期的に読書をする人の方がしない人より寿命が長くなることがわかっています。
そうです。読書をすると語彙が増えて
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読書のメリットは、新しいことを学べることだけではない。脳にとっても非常にメリットがある。
神経外科医のマーク・マクラフリンは、読書(ただし、医学書と教科書以外)は人生を変えたと語った。
彼は、難しい状況をよりうまく乗り切ることができるようになっただけではなく、脳の神経のつながりにも効果があったと語った。
さまざまな研究から、読書は言語や感情移入に関連する脳の部分を活性化させることが明らかになった。
私は神経外科医として開業の準備をしていた頃、自分が変わった瞬間を経験した。
手術室で難しいオペをしていた時ではない。自宅の静かな部屋の中、ランプの光の下で起きた。
私は読書をするようになったのだ。
子どもの頃も医学生の頃も、勉強に必要な本以外はほとんど読まなかった。私は忍耐力がなく、医学書以外の本を読むことは、時間の無駄