50代で転職を考える前に要チェックしたい転職環境とアドバイス
50代で転職を考える前に要チェックしたい転職環境とアドバイス
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■すぐ決まる人、決まらない人の違い
私は人材紹介のコンサルタントとして、企業から求人の相談をいただき合致する人材を探し出し、直接候補者とお会いして紹介する仕事をしておりますが、そのほかに転職支援事業として毎月40代、50代向けの転職セミナーを開き、さらにキャリアカウンセリングや転職支援プログラムなどで転職のアドバイスを行っています。
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今回の転職者Yさんは、ご登録をいただいた時の情報では在職中とのことでしたが、実際に初回のご面談の際にお聞きしたところ、既に現職の会社に対して自己都合での退職の申し入れをされていて、自主退職がもう確定であるとのことで、私はとても驚きました。 なぜならYさんは有名大手企業にお勤めで、ご年収も高く、また何よりご年齢が50代でいらっしゃったからです。 50代で転職先を決める前に、退職を先に決めてしまうということのリスクはあまりに大きく、私はこの転職活動のケースは一筋縄ではいかないと感じ、候補者様と共にしっかりと危機感を共有し、腹を括って取り掛か
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面接官が重視する3つのポイント
面接時に面接官が注視するのは、3つです。
職務対応力:求める職務能力を有するか否かを、具体的な経験・スキルを本人の言葉で確認します。同じ業種や職種の経験がなくても、応用力・対応力でマッチングの可否を確認します。
人間性 :質問の応対を通じ、常識的なマナー、言葉遣いでコミュニケーションが取れるか否かを確認し、態度からその人の人柄(明るさ、真面目さ、責任感等)を読み取ります。
意欲・気力 :仕事に対する取り組み方、自ら進んで仕事ができるか、本当に当社でやりたいか、最終的には一緒に仕事をやってい
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転職は業務経験を求められるのが一般的です。しかし、「業務未経験でも異業種への転職は可能。しかも40~50代でも案件はあります」と話すのは人材スカウト会社、半蔵門パートナーズの代表・武元康明さん。書籍『30代からの「異業種」転職 成功の極意』の著者で、現役のヘッドハンターとしてこれまで20年以上で2万人と出会い、転職を支援してきた実績を持っています。異業種転職を成功させるにはどのようなポイントがあるのか、話を伺いま