気になる高校野球の練習方法やメニュー、トレーニングをウォッチ!
気になる高校野球の練習方法やメニュー、トレーニングをウォッチ!
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高校野球の強さは「監督が8割」
今年で第100回の節目を迎える夏の甲子園大会。その地方予選が、6月23日に全国のトップを切って北海道と沖縄で始まる。
甲子園球場で日本一が決まる8月21日(予定)までの2ヵ月間、全国各地で数々のドラマが繰り広げられるが、最大の注目は何といっても春の選抜大会で優勝した大阪桐蔭が夏の甲子園も制することができるのか、だろう。
藤浪世代の’12年に続いて二度目の春夏連覇を成し遂げれば、もちろん史上初の快挙である。また、同校の西谷浩一監督は春夏合わせて七回目の優勝
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2011年から甲子園初出場を果たし、わずか10年ほどで過去6回出場の健大高崎。そのうちベスト4は1回、ベスト8は2回。通算13勝6敗と高い勝率を誇る。その健大高崎の強さを生んだのは緻密な理論を生んだ機動力野球「機動破壊」だ。その理論は打撃、投球など幅広く踏み込んで行っていることはあまり知られていない。今回は次々とブームを呼び込む健大高崎を計3回に分けて特集。今回は高校野球のレベルを超えたハイレベルな練習内容に迫っていきま
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大阪桐蔭の史上初となる2度目の春夏連覇、準優勝に躍進した金足農旋風に沸いた100回目の夏の甲子園(全国高校野球選手権)。年を越え、今夏には101回目を迎え、昨今のスポーツ界や教育現場で噴出する問題からも表れているように、高校野球もまさに新時代・新世紀に入っていく。
そんな中、これまでの常識を打ち破ろうとする学校がある。それが山陽新幹線の東広島駅から車を走らせ20分弱の山奥にある私立武田高校。2015年秋から指揮を執る岡嵜(おかざき)雄介監督によれば「最寄りのバス停とコンビニまで徒歩40分」だという。
1934年夏の甲子園(当時は全国中等学校優勝野球大会)を制した呉港高校と兄弟校(学校法人呉武田学園)にあたるが、武田高校には甲子園出場経験は無く、全国球界にはまったくもって無名の存在だ。
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「Timely!web」では多くの高校球児の参考となるように、強豪校、話題校がこのオフ期間にどんなトレーニング、練習を行なっているのか、昨年に続いて取材を行います!
まずは昨年Timely!webでお伝えしたオフトレ、オフ練習の様子を振り返ります!
オフ期間にしっかり鍛えてライバルたちに差をつけよう!花咲徳栄(埼玉)
取材させていただいたのは昨年11月。この時は翌夏に彼らが全国制覇を成し遂げることになるとは取材班も思わず・・・。
見ている方も筋肉痛になりそうな、この激しいオフ期間のトレーニングが甲子園優勝につながったのかもしれないで
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試合に臨む部員のみなさんへ
目的
現在、都道府県連盟では、独自の大会について、開催に向けての準備や開催を模索しています。多くの学校では、約3か月間の部活動自粛期間があり、チームとして再始動した直後は、活動自粛前の練習メニューを急に実践すると故障をしてしまう可能性があります。また、例年以上に熱中症などにも注意して練習することが大切だと考えました。
そこで、当連盟では全国の加盟校の部員、指導者のみなさんへ向けて、短期間でどのような準備が必要かを考え、参考となるような練習メニューやトレーニング方法などを
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平日の練習時間は50分、使えるグラウンドはほぼ内野だけ。スポーツ推薦での入学はなく、部員はみな、中学時代は「普通の選手」だったという。そんな環境にもかかわらず、最速152キロの投手が育ち、注目されている野球部がある。広島県東広島市の山中にある私立武田高校だ。科学的な練習にこだわり、根拠のないメニューは一つもない。主将は「部活が楽しい」と断言する。高校野球の常識を覆す「フィジカル革命」を掲げる武田高校の挑戦とは――。
平日練習50分の環境で150キロ投手を育成
最寄りのバス停から歩いて40分という山間部にある武田高校では、生徒はスクールバスで通学するか寮生活かのどちらかしかない。スクールバスの最終便と寮の夕食が18時からと決まっているため、部活は必ず17時45分には終了しなければならない。しかも、週4日は7時間授業だから、部活のスタートは16時55分頃となる。長く練習できる金曜日