表現の不自由 その後とは?何が問題だったの?
あいちトリエンナーレ2019の表現の不自由が話題になっていますね。
芸術監督を務めた津田大介にも賛否両論集まっています。
そもそも表現の不自由 その後とは?なんで中止になったのかをお届けします。
-
1か月前、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展、「表現の不自由展・その後」に抗議が殺到、わずか3日間で展示が中止になりました。取材を通して見えてきたのは、猛烈な抗議や脅迫の実態です。また、さまざまな催しが中止となる事態は、トリエンナーレの前から各地で起きていた事もわかってきました。いま、日本社会に何が起きているのか、考えます。
-
『表現の不自由展・その後』は、8階の奥まった場所にコーナーが設けられていた。入り口は薄い布で仕切られており、入り口の手前には、ネット炎上のリスク回避のために「撮影写真・動画のSNS投稿禁止」の注意書きが提示された。
-
「表現の不自由展・その後」中止事件をめぐっていろいろな動きが起きている。9月2日に外国特派員協会で行われた津田大介さんと実行委員会の会見など大きな意味を持っていたといえるが、その内容に触れる前に、いま全体の状況はどうなっているのか俯瞰図を示しておこうと思う。
しかし、SNSの投稿などを見ていると、
-
愛知県内で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の実行委員会は3日、企画展「表現の不自由展・その後」の中止を決めた。慰安婦を表現した少女像など、各地の美術館から撤去されるなどした二十数点を展示しているが、抗議の電話が殺到するなどしていた。
-
愛知県で開かれている現代アートの祭典で展示作品の内容に反発が広がり、主催者側は「安全確保のため」公開中止に踏み切った。同イベントの芸術監督である津田大介氏は中止決定を受けて