野球に走り込みは必要?野手や投手にとって走り込みのメリットとデメリットを徹底比較!
野球に走り込みは必要?野手や投手にとって走り込みのメリットとデメリットを徹底比較!
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「走り込みは必要ない」というダルビッシュの発言は本当か?
先日、MLBレンジャースで活躍するダルビッシュ有が「走り込みをなくすべき」という主旨の発言をして、話題となった。
「走り込み」を「過度に多い長距離走、短距離走」とした場合、日本の野球界で「走り込み」は、選手のトレーニングにおいて長く「基本の“き”」としてとらえられてきたメニューだ。大きく成長した選手、特に投手が「オフの間、走りに走って下半身を強化した成果です」といったコメントを残すのは、よく見られる。
しかし、ダルビッシュは「走り込み」は「トレーニングの意味がなくなるくらい筋肉が削り取られる。ランニングは足腰の強化にあまりつながらない」と主張する。その言葉に驚いた人も多いかもしれない。日本で野球をしてきた多くの人、特に年代が
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ピッチャーなのに、なぜランニングするのか?
野球界では最近、「ある練習」を行うことの是非が議論になっている。
「ピッチャーの練習にランニングは必要なのか?」
これまで日本球界では、「走ること」がピッチャーの練習のうちで最も大切な1つに数えられてきた。基礎練習の中心と言ってもいい。
投球フォームのポイントは下半身の安定にある。そのために徹底的に走り込んで強靭な下半身を手に入れる。そんな考え方が元となり、野球界には「ピッチャーは走ってナンボ」とか「ピッチャーは走ることが仕事」なんて言葉があるほどだ。
ところが最近、練習におけるランニングの効果の有無が取り沙汰されるようになり、「ピッチャーにとって、絶対に必要な練習メニューではないのでは?」との声も
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元ダイエー、ソフトバンク投手で、現在はトレーナー業などで活躍する馬原孝浩氏(38)が体に効くメソッドを伝授する企画「馬原式」、第5回は「走り込み」を考えます。さまざまな活動が再開の動きを見せる中、新型コロナウイルス感染拡大の収束はいまだ不透明で、特に部活動は時間や場所が制限されること必至。効率よく練習するためには走るべきか、走らざるべ
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落合氏は、スポーツニッポンがウェブ版でも配信した阪神・金本知憲監督(49)との対談記事の中で、ピッチャーの「走り込み」の重要性を力説。メジャーリーグ(MLB)選手のランニング量は「日本人より多いかもしれない」とも訴えた。
これに異を唱えたのがダルビッシュだった。2018年1月3日に更新したツイッターで、「アメリカの選手の方が走るとか絶対にない」と切り出したのだ。
落合氏「(藤浪の不振は)ランニング不足」
落合氏と金本監督の対談記事は、1月1日のスポニチ紙面に掲載されたもの。その後、3日朝には同紙ウェブ版でも記事が配信された
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日本最高峰のベースボールプレイヤー柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス・30歳)は、バッティング以外に守備や走塁に関しても超一流のプレーを披露し続けている。柳田選手は、どれだけの走り込みをしてきたのだろうか?今回は、野球選手に必要となるトレーニング「走り込み」をテーマに、インタビューに応じていただいた。
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ハーバー・ビジネス・オンライン カルチャー・スポーツ 「ピッチャーは走り込め」論は完全に時代遅れなのでいい加減やめるべき理由
「ピッチャーは走り込め」論は完全に時代遅れなのでいい加減やめるべき理由
2018.05.06
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林泰人
バックナンバー
先日、エンゼルスの大谷翔平が足を捻挫した。するとまた、球界のご意見番こと張本勲氏が『サンデーモーニング』(TBS系)内で、走り込み不足が原因だと指摘した。
まただ……。長い距離を走り込むことで実戦向きの筋肉がつき、怪我のリスクも減る……。そんな効果があると言われている走り込みだが、正直な話、完全な時代遅れ。同じくメジャーで活躍するダルビッシュ有選手も否定的な見解をツイートしている。
無論、日本だけではなくアメリカで議論にはなるようだが、フィットネスやコーチング系の専門家によれば、否定的な意見がほとん